サーフィン初心者が海に入る時の注意点
今回はサーフィンをする上での海に入る時の注意点を紹介します。
よし道具も揃えて、いざ海へ入るぞ!という時の自分の身を守る注意点です。
今回紹介することは、私がサーフィンを始めた頃教わったことで、
サーフィンを始めて20年経った今でも大事なことだと思い実践していることです。
ですので、初心者だから気を付けて欲しいなどではなく、
サーフィンを始める上で知っておいて欲しいことになります。
要点を先に言いますと以下になります。
- 海に入る時は水分補給と準備運動をしよう。
- 波と先に海に入っている人の流れを見よう。
- 海の中で自分の居場所を把握しよう。
- 沖の波を常に意識しよう。
- ワイプアウトした時(転んだ時)は、頭を守ろう。
海はとても危険な場所になります。
せっかく楽しみではじめたサーフィンでけがや事故などで嫌な想いをしてほしくないです。
ぜひ読んで見てください。では行ってみましょう!
海に入る前の注意点
|海に入る前は水分補給と準備運動をしよう|
海に入る前は水分補給と準備運動をしましょう。
サーフィンをするだけでなく、海やプールなど水の中に入る時は必ず水分補給と準備運動をしましょう。
これとても大事です。
水分補給はミネラルウォーターがおすすめです。足がつりにくくなります。
サーフィンしていて足がつってしまうこと、我々の年代はよくありますよね。実際に子供の野球練習で思いっきり走った後サーフィンに行ったら、思いっきり足をつりました。
今までにつったことがないスネをつりました(笑)
スネつった話にはふれませんでしたがその時の記事はこちら↓↓↓
準備運動は個々それぞれだと思いますが、私は以下のことを実践しています。
- 屈伸運動、伸脚運動
- 開脚ストレッチ
- アキレス腱、ふくらはぎのストレッチ
- 腕、肩のストレッチ
準備運動は本当に人それぞれですが、やって損はないです。
サーフィン界の生きるレジェンド、KINGケリー・スレーター氏も記憶に新しい2019年の宮崎で行われた「ISAワールドサーフィンゲームス2019」でも試合前ヨガのポーズを取り入れた体幹を意識した準備運動をしています。
準備運動ははやる気持ちを抑えて10分でも5分でも行ってください。
長い時間海に入れたり、パフォーマンス向上など行うのと行わないとでは大きな差が生まれてきます。
準備体操はぜひ行ってください。
では次ですが準備体操中に身体をほぐすこととまた別にすることがあります。
|海に入る前は波と人の流れを見よう|
ー波を見るー
波チェックの時も、浜辺で準備運動をしている時もどういった波が割れていて
自分がその波にどう乗るかイメージをしておきましょう。
また先に海に入っている人が乗れているか、乗れていないかも重要です。
浜辺から見て良さそうと思っても実際海に入っている人が全く乗れていなかったら
乗れる波が少ないということです。
ー人の流れを見るー
海に入る前、波チェックの時も、準備運動の時も波を見ると同時に、
人の流れ、動きに注意して見てみましょう。
海には流れがあることがあります。結構頻繁にあります。
風やうねりの向き、潮の動きなどによって発生します。その流れが思わぬ危険を生むことがあります。
その危険を回避するためにその日の海の流れを把握する必要があります。
パッと海をみてわかればいいのですが、わからない場合は人を見ます。
- 沖で波待ちをしている人がずっと同じ位置にいるか、または皆同じ方向に横移動でパドルをしているか
- 海からあがってはるか遠くから同じ方向に歩いている人が多数いるか
この2点です。
皆同じ方向にパドルをしていたら間違いなくそれとは逆の方向に流れがあると判断していいです。
はるか遠くから同じ方向に多数の人が歩いていても、流されてあがって車に戻ってきているのでしょう。
こういったところでも海の流れの判断ができますのでぜひ覚えておいてください。
流れがあった場合は上流側へ歩いていき、上流側からゲットアウトをしていけばいいのです。
さて次は、海に入った後の注意点になります。
海に入った後の注意点
|海の中では自分の居場所を把握しよう|
先でもふれましたが、海には流れがあります。
自分が今どこにいるのかわからなくなってしまう事はとても危険です。
沖に出ても、手前のスープ(白波)でも同じです。
初心者の方が練習している手前のスープ(白波)がある場所。
実はそこが一番流れが強かったりします。
海に入ったらまず岸の目印を決めること。とても重要です。
いずれ上達してくると、
“あの青い屋根の家の前あたりがいい波が割れる”など応用できます。
また自分の位置をキープすることで定位置に戻るためにパドルをするため
パドル筋の強化にもつながります。
また流れは横だけでなく、沖に出されてしまう流れもあります。
近くに人がいれば自分が沖に出されすぎていないかの確認を常に意識しましょう。
人がいない場合はテトラの先端の位置など目印になるものを見つけましょう。
または波がどこで割れているか確認しましょう。自分の周りで割れていなければ沖に出過ぎですね。
何もせず流されてしまうと、隣のポイントや2ポイント先まで流され長い距離歩いて戻らなくなります。
ビーチでしたら歩くだけですが、隣が岩場、テトラなどがある場合は吸い込まれて大けがを負ってしまったり、救助が必要になったりしてしまうことがあります。
海はとても危険です。自分で自分を守る術を身につけましょう。
|海の中では沖の波を常に意識しよう|
サーフィンを始めた頃は、手前の崩れた波で練習します。
誰もが通る道です。恥じずに頑張りましょう!
練習中の注意点です。沖から来る波は常に意識しましょう。
手前にいると波が小さいときはそうでもないですが、腰以上のサイズになってくると
比較的どんどん波が押し寄せてきます。小さくても自然の力、自然のエネルギーは強大です。
岸方面や、よそ見などをしているとエネルギーを蓄えた波が後ろから頭の上に落ちてくるなんてこともあります。
そうなると海底に叩きつけられて大けがを負ってしまいます。
波をよく見て波をかわせるポジション、タイミングなどを見極めましょう。
次から押し寄せてくる波をかわして、ドルフィンスルーなどをしながらゲットアウトして沖にでます。
正直そこからサーフィンが始まります。
たくさん波を見て、波を見る目を磨くことが今後とても重要になってきます。
|ワイプアウト(転んだ)した時は頭を守ろう|
実際波に乗ったあと、バランスを崩して転んでしまう、ワイプアウトして海の中に落ちてしまうとき、
後頭部のところで両手を組み、腕全体で頭をがっちり守りましょう。
ワイプアウトしてしまうとバランスを崩してる上に波にグチャグチャにされてしまいます。
そこに自分の板が降ってきたり、フィンやノーズが体にあたったり、リーシュが絡まってしまったりしてしまうこともあります。
私の友人でも危険な目にあい、思わぬけがを負うこともあります。
頭にボードやフィンがあたり数針縫うけがや、数ミリずれていたらノーズが目に刺さっていたなど...
ワイプアウトの時はまず頭を守りましょう。
まとめ
サーフィン初心者が海に入る時の5つの注意点。
- 海に入る時は水分補給と準備運動をしよう。
- 波と先に海に入っている人の流れを見よう。
- 海の中で自分の居場所を把握しよう。
- 沖の波を常に意識しよう。
- ワイプアウトした時(転んだ時)は頭を守ろう。
サーフィンはとても危険が伴うスポーツです。
ただそれをしっかり知って回避すればとても魅力的で、健康的で、自然を直に感じられるとても楽しく素晴らしいスポーツです。
ぜひ参考にしていただき、サーフィンを楽しみましょう!
今日はここまで
Have a nice day , have a good wave‼
編集後記
今日からJPSA特別戦さわかみチャレンジ鴨川ーショートボードーがはじまりましたね。
仕事の合間にライブ中継みちゃって目が離せなくなってますww
新型コロナで今年の今までの大会はすべてキャンセル。久々のプロサーファーの白熱した試合が見れてサーフィン熱あがってます。
そんな気持ちの方多いのではないでしょうか。
私はそんな気持ちになって寛大になったのか、昨日買っておいた楽しみのビールを
夕飯を作りながらいきなりうむを言わさずゴクゴク飲みだす嫁を許してしまいました。
ビールの恨みは深いはずなのに...
最後まで読んでいただきありがとうございます。ではまた
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